発達障がいは不得意?
こんにちは、スタッフです。 ヒルブックは発達障がいの生徒も指導しております。 世論や保護者様の相談で、このような意見を耳にします。 「うちの子は発達障がいですが、ただ不得意なだけじゃないかと思います。」 この意見に正解はありません。 ただ、少し考えてみましょう。 そもそも、障がいとは何でしょうか? ある辞書によると、定義は「(正常な活動を)さまたげること」。 一方、不得意の定義は「あることに熟達していないこと」。 ですから、障がいは正常にはできないのに対し、不得意は熟達はしていないことを意味します。 確かに、障がいも活動が"熟達はしていない"ので「不得意」の範囲には入ります。 とはいえ、不得意なことに対するアプローチと、妨げられていることに対するアプローチは同じではないはずです。 また、不得意には「解消・改善される」という意味が含まれています。 例えば跳び箱が不得意な子には、飛び板を設けたり高さを低めて練習させることが出来ます。 一方、例えば手足が無い子は、不得意な子と同じ方法で跳び箱が"上手になる"でしょうか。 もちろん、障がいの子にも「解消・改善される」可能性はあります。
しかし、まずは「出来ない」ことを認め、それからどう支えるかを考えることが大切です。 より重要なのは現実に向き合い、可能性を見ること。 出来ない要因が、本当に障がいなのか、本当に不得意なのか見てあげることが重要です。 それは長い目で見ると、最もご本人のためになります。 ヒルブックは発達障がいの指導に長けています。 ぜひ一度、無料指導をお試しください。